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2010年06月 アーカイブ

福島県のおススメ森へ・・・檜枝岐村2

只見川に沿った木の階段を登ると、いつしかコースは川岸を離れ、山腹の森へと分け入る。

樹齢200年を超える美しいブナの巨木に次々と出会う。
林床にはササが少なく、動植物の種類も多い。

手付かずの原生林とはいえ、地元の人々は、山の幸を求めて、昔からこの森に入っていた。
あちこちの木の幹に、そんな人々が刻んだ字が見つかる。
古いものはマタギの人が道しるべのために彫ったものだ。

高い位置にあるものは、雪の深い時に刻んだものとわかる。

なかには、50年以上も前の日付のものも見つかる。

福島県のおススメ森へ・・・檜枝岐村3

一見、ブナばかりにも見えるが、よく見ると渓畔林特有のさまざまな木が混じっているのがわかる。

地元でセンノキと呼んでいるハリギリ。
太いものは昔から太鼓の胴に使われているという。

湿った沢筋にまっすぐに伸びるサワグルミの木は、オニグルミのように食べられる実が採れない代わりに、まな板や下駄に使われてきた。
白くやわらかい材質が向いているのだ。

やがて只見川の支流、渋沢に出る。
渋沢温泉小屋の建つここは、三条の滝や尾瀬ヶ原への道の分岐点。
只見川本流はそちらを源として福島と新潟の県境を流れ下る指導標にしたがい、渋沢大滝へ。

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