山形県のおススメの森へ・・・県立自然博物園/西川町2
林冠は新緑にまぶしく覆われているというのに、そのドにはタムシバの自い花が香り、足元では、雪から顔を出した枝がようやく芽次こうとしている。
さらに進んでまわりを雪で覆われた窪地に出る。
ここは、西側から吹き上げた雪の溜まり場で、6~7メートルから10メートル近い積雪があるという。
多くの木はその雪の重さに押しつぶされ、枝が折れたり、地面すれすれのところをはうように曲がりくねって育っている。
それでこのあたりのブナを、「のたうちまわるブナ」という壮絶な名で呼んでいる。
雪の力に負けじと懸命に生きる木々の姿が、月山ではよく見られる。